2020年からは始まったコロナ騒動は、約3年も続き、今なお5類相当にはなったものの、マスクを外せずにいる日本の国民たち。
この異常事態はなぜ、日本だけこんなにも長引いてしまったのか?
その大きな理由として「医師会」の存在があると思う。
医師会とは、わかりやすく言えば、開業医の団体であり、自民党族議員との関係が深く、政治に圧力がかけられる存在。
例えば政治献金を2017~2019の間に2億円ばら撒き、(パーティー券年間50名、数千万円)また、35の政治団体に1億5000万円寄付(東京都医師会)などしていて、政治家にとって医師会は頭が上がらないようになってしまっている。
そのため、中小病院の利権を代弁している医師会によって、厚労省が医療の大規模効率化を進めようとしても反対され、さらに医師会に泣きつかれた族議員が厚労省に圧力をかける…という悪循環が永遠と続いてきた。
何十年もの間、医療改革が進まないのはこの医師会のせいであり、自分達の有利になることしかしないのである。医師会とは自分達の有利になることしかしない、既得権益を守りたいだけなのである。
さらにこのコロナ騒動ではワクチンを打つ利権を独占し、キープしたいのが本音だった。(1ショット4000円、注射打って得た臨時収入は社会保険事務所には報告不要)
医師会にとって、コロナ対応での医療体制の拡充は不都合な事なのである。
その理由として、①開業医はコロナ診療は嫌。なぜなら風評被害で倒産する不安があるから。②なにしろ自分達の手を煩わせたくない。自分達以外が我慢して感染拡大を防げばいい、というのが本音。
日本の病院は国の運営している病院が、海外は70%に対して、日本は20%だけ。海外は医療崩壊したが、民間が多い日本の病院はコロナ患者を断ることができてしまう。(イギリスやスウェーデンなどヨーロッパの国々は多くが公的病院なので、コロナ病床確保や人員配置も政府主導でできる)
ところが、日本の病床数は約160万床もありながら、コロナ対応は約3万床で全体の約2%のみだった。
医療従事者も全体の2~3%。医師会はこの病床の確保、医療従事者の動員などコロナ禍において「努力」をしようとしなかった。
端的に言えば、医師会は医療が逼迫すると知っていて何もしなかったのである。(病床を増やせないのは日本の約8割が民間病院で、国の管理下に置くことが難しいから)
日本は残念ながら、コロナ対応は公立・公的病院に頼るしかなかったため、
「医療逼迫」「自宅療養」「隔離施設」などなど、連日の報道で耳にすることとなってしまった。これが約3年間…どれだけの人々が苦しんだ事か。
コロナ禍が長引いたのは、医師会による日本の悲劇としか言いようがないのである。
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